「事業」-PROGRAM

7か国でホームステイした私が薦める「日本土産の選び方とその理由」

はじめてのホームステイ・・

ホームステイ先にお土産って何を持っていけばいいんだろう?

そんなお悩みの方に、今日は7か国でホームステイをした私が

日本土産の選び方・そしてその理由をご紹介します♪

まずどこにホームステイしてたの?

「国民性で嗜好も異なるから、国によって、お土産のリストも変わるんじゃない?」

そう考えたアナタ!さすが、するどいですね。

なので、ご参考までにこれまで私がホームステイをさせてもらった国々を最初に紹介しときますね。

  1. マレーシア
  2. ブルネイ
  3. ベトナム
  4. タイ
  5. シンガポール
  6. インドネシア
  7. 日本

「え、日本?」そうなんです、実は日本でも、とあるプログラムの一貫でホームステイをさせて頂いたことがあります。友達や親族のところに泊まったとかではないですよ笑。

こうやってみると、日本以外全部東南アジア諸国ですね。あとはフィリピン・ラオス・カンボジア・ミャンマーか!これも近年中に達成して、この記事も「ASEAN10ヵ国すべての国でホームステイした私が教える」という記事に変えられるようにしたいですね。

各国でお土産の嗜好の違いはある?

これは、東南アジアなんでそんな大きく変わらない・・と言いたいところですが、一応宗教とかバラバラな国々なんで、そのへんの注意事項はあったので気を付ける部分はありました。下記にこれまでの国での情報を乗っけますので是非参考にしてみてください。

マレーシア・ブルネイ・シンガポール・インドネシア

ホームステイ先の宗教に気を配る必要があり

多民族国家であるマレーシア・ブルネイ・インドネシアでは、宗教も様々。各家庭が何教なのか事前に知っておくとベターでしょう。

とくにイスラーム教徒のご家庭に配慮を

マレー系であるイスラーム教徒のご家庭の割合が半分以上です。私も過去3家庭ほどホームステイさせてもらったことがあるんですが、どこもムスリムのご家庭だったのでした。

食べ物は特に気を付けて

気を付けるべきはまず食べ物!成分表示の確認はマストです。アレルギー等も気にするべきですが、まずムスリムの方は豚肉・アルコールの摂取が禁じられています。面倒に感じる方は食べ物のお土産は基本控えたほうがいいかもしれません。

ただどうしても日本のファンで日本のお菓子が大好き!という子もいたので、その子には成分表示をしっかりチェックして、豚やアルコール成分の入っていないものをセレクトして渡しました。成分表示に気を付けるようになると結構お菓子って厳しいんですよね。

↓食べ物はダメでもマグネットになってればいいかも?根強い人気。

日本でハラール認証つきのお菓子はまだ少ない

ムスリムの方が安全に食べられますよ、という証明になっているハラールマークが食品のパッケージなんかにあればそれ見て買えばいいんですけど、日本ではまだまだ少ないです。日本の伝統だからと、おせんべいなんかを買うときも注意が必要です。醤油にアルコール混じってたりしますので。

↓貴重ハラール認証付きのおせんべい!これなら安心!

人形・ぬいぐるみも注意?

また、これは大学でネイティブのマレー人の先生から教わったのですが、イスラーム教徒は偶像崇拝は禁じられているので、人形なども持ってかないほうがいいとのことでした。

ただ、実際現地でマレー人の子からぬいぐるみとかお人形のストラップもらったりしたので、そんなにダメに感じませんでしたね。こういうのは時代の流れなんでしょうか?

ただ、豚や犬などムスリムが触ることを禁じられている動物の人形等は控えたほうがまず良いでしょうね。

同じイスラーム教徒と言っても国や人によってさまざま

これはどの宗教でもいえることですが、一見厳しく思えるイスラーム教徒もその信仰度合いは国や人によって様々です。私が思うにですが、国によるムスリムの信仰深さは、マレーシア>ブルネイ>シンガポール>インドネシアな印象です。

もちろん人によってもさまざまなので一概には言えませんが。イスラーム教徒でも人によって、厳格で目以外をすべて隠した格好をしている人から、豚やアルコールわかってて食べたり飲んだりする人もいれば、セクシーな恰好を好む人までさまざまです。

親しくなってからなら気軽に考えてもいいかもしれませんが、はじめてのホームステイ先のお土産なら、まず配慮するに超したことはないと思います。

シンガポール

とても発展しています。ダイソーなどもあるので、100均で日本のお土産を買っていくとちょっと気まずいことがあるかもしれません。

↓浴衣なら絶対100均じ買えない!日本文化が紹介できてコミュニケーションにも◎

ベトナム・タイ

ビールなど、お酒の文化が非常に栄えています。飲み好きなお父さん方も多いです。日本酒なんかもJapanese SAKE!と喜ばれるかもしれません。ただ相手が飲める方なのかどうかの確認と、飛行機で持ち運べる量に注意。グラスなんかも喜ばれるかも。

↓めっちゃイキな感じ!

日本

日本のホームステイに行く際は、行く都道府県にもよると思いますが、地元や自分のことを紹介できるようなものを持っていくと思い出も深まり良いでしょう。私は東京から徳島に伺いました。ベタに東京ばなな、そして大学でオリジナルで作成しているお菓子を持っていったところ喜ばれました。

伝統工芸品があるような地域に住んでる方はそういうものをもっていってもいいかもしれません。私は徳島のホストファミリーから伝統工芸品である藍染の手ぬぐいを頂きとても嬉しかったです。

お土産を渡すタイミング

日本・東南アジア各国にホームステイしていて、一つアレ?と思ったことがありました。それは、お土産を渡すタイミング。

日本の場合

日本だと一般的に、お土産はお家にあがらせてもらって、すぐ「これ、お土産です、つまらぬものですが~」なんて言って渡したりしますよね。そして最終日には、ありがとうございましたとお礼を言う。最後にお手紙やアルバムなど渡せたら感動だけど、いわゆるお土産は先(初日)に渡していることが多いかと思います。

東南アジアの場合

ところが、東南アジアでは私的観測だと最後に渡す文化な模様。たしかに、大学時代ネイティブのマレー語の先生がマレーシアではお土産先に渡すことはあまりない、最後に渡すべきというようなことを言ってました。

私の経験上

そして過去とあるプログラムで5度ほど東南アジアの友人と共に日本・東南アジアを5度ホームステイしたのですが、その際も東南アジアの友人は先にお土産を渡そうとする人はそういえば一人もおらず、皆最後の晩に渡すか別れの日の朝に渡すかしよう!という相談を持ち掛けられました。

なので、これも国・地域での文化の一つなのかもしれません。

じゃあ、一体いつお土産を渡せばいいの?!

実際に私たち日本人が東南アジア諸国へホームステイする際はどうしたらいいの?ということですが、郷に入ったら郷に従えで最後に渡してもいいし、日本を紹介する意味でも先に渡してもいいかと思います。お土産とかって結局気持ちの部分が一番大切ですから。



いかがでしたか?

日本・東南アジア諸国7か国に実際にホームステイした私が本当にオススメする日本のお土産、そしてそれにまつわる小話・・参考になりましたでしょうか?

あなたのホームステイが少しでも充実したものになりますように!