「てかさ、なんでマレーシア語を学ぼうと思ったの?」―外大生の宿命

大学入学以降、何百回とも聞かれてきたこの質問。

プライバシー的観点から、あまり個人を掘り下げたブログはやめようと思っていたが、明日とある情報の解禁予定に伴い、このブログもわりかしオープンなものにしようとの思いから、このような記事を執筆することを決めた。

本題に戻る。「なぜ〇〇語を学ぼうと思ったのか?」この質問は、外大生には避けて通れない、いわば宿命とも言うべき質問だ。私自身も外大にマレーシア語専攻の学生として入学するにあたってはもちろん、学内外問わず在学中もあらゆるところで聞かれたし、卒業した今でも聞かれる質問だ。

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なぜマレーシア語を学ぶのか。

人がマレーシア語を学ぶ理由は実に様々だ。同期、先輩や後輩の中には「近年問題によく取り上げられるが、日本ではあまり知られていないイスラーム教に興味があり、そんなイスラーム教国の中でも比較的平和で気軽に行ける国の言語だから専攻した。」というバッチリ優等生回答の人もいれば、「センター試験の点数がいまいちで、ホントは英語科行きたかったけど、ちょっとそれよりレベルが落ちそうな東南アジア課程の学科にしてみた」とか正直に話す人もいる。ちなみに東京外大には27言語の専攻言語があり、大学受験の出願の段階でその中から一つの言語(学科)を選び、その学科内で競って合格した者が、その学科(言語)の専攻語の学生となる。(厳密には学部により若干異なるが)はじめからその特定の言語を学びたい!という人は迷いないだろうが、とにかく外大に行きたい!という人にとって、どの学科(言語)に出願するかというのは非常に迷わしいものであろう。

私がマレーシア語を27言語の中から選んだワケ。

それは、あみだくじである。だいたい、え?と言われるので、もう一度書いておくと、あみだくじである。私は「特定の言語を学びたい!」という受験生ではなくて、「外大に行きたい!」という受験生であった。よって、どこの言語でも正直よかった。欧米言語の学科へ出願すれば、レベルは高いが、募集定員は多いため倍率は低い。東南アジアや南西アジア言語の学科へ出願すれば、レベルは少し落ちるが、募集定員は少ないため倍率は高い。迷う。迷ったときは・・?そう、「迷ったら、あみだくじ!」これがうちの家訓である。そんなわけで、いそいそとあみだくじを作り、引いた結果がマレーシアだったのである。

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日本人にはウケる。マレー人にはちょっと悲しまれる。

この違い、詳しく説明したい。

日本人の場合

なぜマレーシア語を専攻したのかについて、「あみだくじで選んだので・・」と言うと日本人にはウケる。「まじ?大学の専攻で4年間付き合うんでしょ?人生あみだくじって!!笑」とか、「じゃあ会社選ぶ時もあみだくじ?彼氏も?笑」とか、テキトーに皆だいたい盛り上がってもらえる。

一方でマレー人

「あみだくじでマレーシア語専攻することに決めたんだ」と説明すると、どこか悲しげな顔をされる。そもそも、あみだくじというものが日本的なので、まぁあみだとまでは説明しなくとも、くじとかビンゴでマレー語勉強することにしたんだ、というとまず理解してもらえない。

逆に考えてみる。

もし日本に留学してきてる子がいて、「なぜ日本語を学ぼうと思ったの?」と聞いて「あみだくじ」と答えられたらそりゃちょっとガッカリするはずだ。だいたい「アニメが好きで」とかそういうのを想像してるのに、えっ?そういうパターンあり?!ってなると思う。日本人がマレーシアの何が好きで、マレーシアの何に興味持ってもらえたのかワクワクして聞いたのに、答えが的外れなんだから仕方ない。でも宗教観からなのか、「運命に導かれて」みたいな言い方すると、「おお~」ってなってもらえるマレー人の不思議。

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でもそれくらい気楽のが良いよね

変に期待しないのは、自分的には悪いことではないと思ってる。マレーシアに強い憧れを持って勉強しはじめたら、違った・・という子も結構みてきた。一方でとくに期待も何もなく勉強した自分としては実に気楽に。学生としては不真面目ではあったけれども、細く長くなんだかんだ自分はマレーシア語と付き合ってるし、今後も付き合っていくのだと思う。まさかマレーシア語メインで仕事するようになるなんて、周囲はもちろん、自分も思ってなかったから人生っていろいろだね。

そんなわけで

外大生の宿命ともいうべき、「なんで〇〇語学ぼうと思ったの?」って質問、私は「あみだくじ」以上でも以下でもないけれど、なんとなくうまくやってってますよってことをお伝えしたかった次第です。でもケースバイケースで良い理由を用意しとかなきゃなーと思う今日この頃。(マレー人にちょっと悲しまれるのもそうだし、進路相談のときにも生徒にあまりあみだくじで進路決めたとかは言わないでくださいと忠告された経験が。苦笑)まあでも人生ってなんとでもなるよね。

突き詰めれば仕事に・・?!

あみだくじで決めて学び始めたマレー語ですが、現在では通訳・翻訳、そして講師までやらせて頂けることになりました!

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