【東南アジア青年の船】ディスカッションプログラム―DGでの活動―

はい、ようやく前回の記事で、船に乗ったところで、今回からは船内活動での話をメインに書いていきたいと思います。

船内活動には多くのプログラムが取り込まれているのですが、その中でもメインなのがこのディスカッションプログラム。DG(Discussion Group)というグループ的枠組みについては以前に記事にしているので、今回は、そのDGでの活動について掘り下げて書いていきます。

こちらも参考♪(Sseayp Japan Contingent FBページより)
<DG活動係とは> <実際のDG活動の様子>

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ディスカッションプログラムはテーマごとにグループ分け

まずはじめになんですが、ディスカッションプログラムは基本的に参加青年はディスカッションテーマごとにグループが分けられ、それぞれのテーマに沿ってディスカッション活動を行っています。ちなみに第43回東南アジア青年の船(The 43rd SSEAYP)でのテーマは以下。

DG1: Youth Entrepreneurship(青年の起業)

DG2: Cross-cultural Understanding Promotion(異文化理解促進)

DG3: Environment (Natural Disaster reduction)(環境 (自然災害と防災))

DG4: Food and Nutrition Education(食育)

DG5: Health Education (Measures against HIV/AIDS)(保健教育(HIV/AIDS対策))

DG6: International Relations (Japan-ASEAN Cooperation) (国際関係(日・ASEAN協力))

DG7: School Education(学校教育)

DG8: Information and Media(情報とメディア)

この8つのグループに参加青年(PY)が分けられます。グループのディスカッションテーマは年度によって異なります。分けられ方は事前に希望調査があり、管理部(ADM)からなるだけ平等な人数に振り分けられる方式。なので第一希望の人もいれば第三希望のグループになる人もいて、そのテーマに対して専門家の人も初心者のひとも。ただグループはもう8月の最終選考兼事前研修の時点では決定しているので、そこから乗船までがんばって準備しましょうね、っていうスタイル。

ちなみに私はDG6: International Relations (Japan-ASEAN Cooperation) (国際関係(日・ASEAN協力))に所属していたので、この記事ではあくまでDG6体験者としての記事です。あくまで感想は個人のものです。



ディスカッションが行われるタイミング

タイミング?というのが適切なのか不明ですが、ディスカッションプログラムは、大きくわけて4つのタイミングで行われています。①寄港地でのディスカッションプログラム(課題別視察含む)②YLSでのディスカッション ③イントロダクトリープログラム ④船内活動でのディスカッションプログラム。順に説明していきます。

①寄港地でのディスカッションプログラム(課題別視察含む)

これは、各DGごとに、寄港地にて行われるものです。すべての寄港地ではなく、43rdSSEAYPの場合は、日本・ベトナムの2つの寄港地にてディスカッションプログラム(課題別視察)がありました。DGによって様々ですが、ローカルユースを交えてディスカッションすることも。

DG6では、日本の課題別視察先は「日本・アセアンセンター」でした。そこでは講師の方のお話を聞いたり、貿易ゲームを行ったりしました。(話は皆お疲れの中薄暗い部屋で何時間か続いたから、ちょっとお休みモードになってしまってたけど、貿易ゲームは結構盛り上がった笑。DGのFPYとちゃんと話すのはこの課題別視察が初めてになったので、ここで人間性が見えた気がします。)

ベトナムでの課題別視察先は、ホーチミンの中の某大学(名前を忘れてしまった・・)。ローカルユースが出迎えてくれ、1人1人なんとバディをつけてくれてました。たった数時間の課題別視察になるのに、このプログラムのバディとして参加したいという学生たちの中で選抜があったとか。恐るべしベトナムのSSEAYP人気。学校見学を一通りしたあとは、ローカルユースとともにディスカッション。日・ASEANというよりは、もう少し広い青年の社会貢献的なテーマでディスカッションしたと思います。ここの大学の先生が確かex-PY(既参加青年)ですごくユニークで皆を楽しませるクイズ形式で話をしてくれたりととても良かったです。ディスカッションやりながら、ベトナムの伝統料理やお菓子を用意してくれてるのが嬉しかった笑。このへん結構日本とやっぱ雰囲気違うなと実感したところです。

②YLSでのディスカッション

「YLS」こと、日本・ASEANユースリーダーズサミットでもディスカッションプログラムがあります。ここでは約330名のPY以外に、東京のローカルユース(LY)として選ばれた100名の青年、総計430名がディスカッション活動を行います。LYもPY同様、DGが振り分けられますが、YLSでのディスカッションテーマは全DG共通テーマで行われ、成果発表会もなされるので、LYはとくにDGの配属希望などは出していません。ゆえに、「なんか皆医療関係の話ばっかしてるけどなんでだろ?」とDG5に配属されたLYは思うことあるあるです。



③イントロダクトリープログラム

これもディスカッションプログラムの中の1つ、というか導入プログラムとしてなされていますが、少し他のディスカッションプログラムと性質が異なります。他のディスカッションプログラムではあくまで活動のベースがDG事なのに対して、このイントロダクトリープログラムは各コンティンジェントの代表が船内でディスカッションプログラムの導入として、各国での青年活動の取り組みをプレゼンするといったようなスタイルになっています。そのため、DG活動係とイントロダクトリープログラムの代表者以外は、代表者のプレゼンを聞いてアドバイスしたり、実際のプレゼンを聞く、ぐらいのことしかあまりやることはないです。一方で代表者はもちろん、DG活動係は初めて日本を披露するプログラムでもあるので、本腰入れて準備をしていて結構忙しそうでした。ちなみにこの代表者決めに関しては、43rdJPYでは事前研修兼最終選考の際に全体でこれまでやってきた社会貢献活動等のアンケートを行い、そのなかでDG活動係が2名をピックアップし、その2名でプレゼンをしてもらい、投票で代表者を決定しました。

④船内活動でのディスカッションプログラム

これがメインですね。船内活動ではだいたい毎日午前の時間はディスカッションプログラムに割り当てられていました。毎日船内でのDGの場所が変わるので朝の事務連絡は聞き逃せません。それぞれお気に入りのDGスペースがあるので、事務連絡の発表ひとつで歓声やブーイングも笑。

各DGごとに事前課題や宿題なんかもあります。DG6の事前課題では、各コンティンジェントごとにプレゼンを用意してくるようにとあり、自主合宿で夜中まで必死にパワポ作ったのが懐かしい。たしか提出期限を1時間すぎてしまったんだけど、日本時刻だと過ぎてるけど、ファシリテーターはインドネシア在住で時差あるから大丈夫だ、とかいろいろ言ってたり・・笑。(課題はしっかり事前に余裕を持って終わらすべきですね。)あとは模擬国連みたいなことしたな。

そうそう、各DGには一人ずつファシリテーターという方が配属されていて、ディスカッションをファシリテートしてくれます。私たちのDG6にはインドネシアの女性の方がファシリテーターでした。約40人もいるPY全員にお揃いのサングラスをプレゼントしてくれる太っ腹なファシリテーター!強面?と思いきや、涙もろい一面もあり可愛らしい方でした。

そして肝心のディスカッションですが、DG6は国際機関で務めている人、法学部の学生、弁護士などエリートぞろいのFPYたちがそろっており(例年ハイレベルなDGと言われてる)、我々JPYは終始たじたじ。最初にコミッティーを決める選挙でも、各国1人代表者だして選挙するよ!といわれ、日本は辞退したい、と申し出たほど(結局それはダメといわれ、唯一のJPYDG6で唯一の男性が代表になってくれ、数票獲得し健闘!)。そんな感じだったからか、すごくJPYのことを暖かく見守ってくれてたFPY。すばやくまわるディスカッションの英語をさらにかみ砕いて英語で話してくれるPYや、マレー語で通訳してくれるPYもいてお世話になりっぱなしでした。最初は皆のこと怖くて仕方なかったけど、皆いいひとでした笑。

DGでの思い出はディスカッションの内容は正直全然覚えてないけど、ディスカッションの前後に皆で歌ったりマッサージしたりごろごろしてたこと。通称IRと呼ばれるInternational Relationsのことを皆でInternational Relaxationsだと自称してうだうだしたり。それを許容してくれるファシリのやさしさだったり。



人それぞれ

どのプログラムでもそうだけど、DGはどのDGになったかで結構体験内容が変わってきます。感想も人それぞれなんで、あくまでご参考までに。こちらも写真は適宜追加します。

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