「事業」-PROGRAM

【東南アジア青年の船】ついににっぽん丸へ―オープンシップ&出航式

前回の更新から、三か月もたってしまいました。記憶も薄れてくので早めに東南アジア青年の船関連の記事を終えたいとこですが、まだ船にも載ってない記事で終わってしまっていてちょっと反省してます、ちらほら日々見に来てくださってる方アリガタイのとゴメンナサイなのと。自分のFacebookの写真とかも船のる前くらいでアップロード終了してるから、このへんでキリが良いと思ってしまってるフシがある・・。今日くらいからちょっと時間が取れるので、気を取り直してじゃんじゃん記事をあげていきたいと思います。

そんな今日は、YLSを終えて、いよいよにっぽん丸!ってところから書いていきたいと思います。(本事業の年間の流れはコチラの記事をドウゾ⇒ 『内閣府主催「東南アジア青年の船」日本参加青年としての一年を語る。』)

YLSのあと

YLSを終え、東京のローカルユース(LY)とも別れを告げた参加青年(PY)はその後何をしているかと言うと・・一晩オリンピックセンター(オリセン)でまた過ごし、朝ににっぽん丸へ移動しました。東南アジア青年の船って名前ですけど、プログラムの初めから最後まですべてが船ってとこでないのがポイントですね。乗船までにざっくり2週間くらい陸上で活動してます。

にっぽん丸にて一晩停泊

にっぽん丸についたあとは、怒涛の荷物の積み込み作業!ここで最初にPYが団結したと言っても過言ではありません、というのも43rdJPYは協賛を山ほど頂いた関係から荷物がコンティンジェントルーム(各国団の倉庫みたいな:フツーの1部屋を開けてある)に入らない事態に。皆で手分けして、自分の部屋に入れ込んだり、バケツリレーのごとく皆でダンボールを運んだり、とても思い出深い積み込み作業でした。外国参加青年(FPY)に感謝してもしきれません。

荷物の積み込みが終わった後は、フリータイム。この日はにっぽん丸にて停泊だったので、皆にっぽん丸の探索を各々盛り上がります。写真撮影しまくり。



停泊した翌日のスケジュール

さて、一晩をにっぽん丸で過ごした翌朝。

この日(2016年11月4日)のスケジュールは以下のようになってました。

9:30-10:30 避難訓練

10:30-12:00 『にっぽん丸』についての説明や事務連絡

13:30-14:45 オープンシップ

15:15-15:40 センドオフセレモニー

16:00 出航

17:00-18:00 コンティンジェントミーティング

19:30-20:45 COCミーティング/ボランタリーアクティビティ(VA)

空いてる時間は、食事の時間だったり休憩時間。以下、上記プログラムの詳細を書いていきますね。



避難訓練

「Lifeboat Drill」ということで、翌朝一番はじめのプログラムとして行われたのがコレ、いわゆる避難訓練です。船が沈んだ時とか、そういうときを想定して行われました。このキャビンの最短出口はここ、使う非常用ボートはこれ、みたいな。あとライフジャケットの着用の仕方とか。ここで印象深かったのが、東南アジアと日本のこういう場面での雰囲気の違いというか。日本だと、小さいころから学校教育の中で避難訓練ってあったと思うんですけど、結構厳粛な雰囲気の中で非常事態のことをかなり意識してやってたと思うんですね。もちろん生徒はだるいな~と思いつつも、しゃべったりしたら怒られるような雰囲気は少なくともあったと思うんです。でも今回の避難訓練の雰囲気で感じたのは、東南アジアの人はまじでそういうのあんま気にしないというか。もちろん真面目な人もいるけど、だいたいライフジャケット姿に盛り上がってセルフィー!って写真撮ったりして盛り上がってたのが文化の違いだな~ってすごい印象に残ってます。

「にっぽん丸」についての説明

たしかこの日に船長さん(キャプテン?)から「にっぽん丸」とは何ぞやというお話の機会があったはず。にっぽん丸はいつつくられて、全長は何センチで、何名泊まれて・・とかそういうお話。それにしてもやっぱりキャプテンたちの制服や帽子ってかっこいい。白が眩しい。あ、にっぽん丸について詳しく知りたい方は、ぜひ公式ページへどうぞ⇒『にっぽん丸 オフィシャルサイト』。この東南アジア青年の船では、にっぽん丸を使用してるのが主流ですが、以前はふじ丸を使用していたこともあります。お高めですが、豪華な客船旅行の案内とかもオフィシャルサイトに載ってますので興味のある方ぜひ。

 オープンシップ

事業内で各寄港地にて行われるオープンシップ、この日が第一弾ではじめて!ということで盛り上がってました。JPYと関係者は笑。このオープンシップは、日本の参加青年(JPY)と管理部(ADM)にそれぞれ招待券が1人5枚ずつくらい配布されていて、家族や友人を招待して船内を案内するってものなんですけど。東南アジアの寄港地ではホストファミリーなんかが来られるんですが、日本ではホームステイ先も地方だしってことで、来るのはJPYとADMの家族友人、関係者のみ。つまりFPYにとっては暇な時間なんですね。ここでもかなりコンティンジェントごとのカラーが出てて。きっちりびっしりの団結力が売りのインドネシアのコンティンジェントなんかは、来る方一人ひとりに敬礼?というか挨拶しててずっと整列。かたや、超フリーダムなコンティンジェントもあって自由に散策してたり、部屋で寝てたりも。

オープンシップで見学できる船内の場所は限られているのですが、普段なかなか豪華客船に皆馴染みがないので、あちこちで写真パシャパシャ。そしてこれから航海へ出るメンバーとの別れを惜しむ姿が。

センドオフセレモニー

これは、オープンシップでいらっしゃった招待客の皆さんが下船されたあと、船から音楽なんかが流れる中、PYがリボンを投げて、船が出航していく、みたいな。国によっては音楽隊なんかを呼んでる国もあったけど。説明しにくいのでそのうち載せる写真をご覧くださいまし。リボンが途切れる瞬間が凄く切ない。ただ、日本のセンドオフに限って言えば、リボン投げても対岸に全然届かなくて笑。たぶん対岸の見送りの人に届いてたのって300何人リボン投げてる中でほんの数人でした。なんかよくわかんないけど、港からどんどん船が離れていくとき、ほんとに出航しちゃったんだなーって思って、泣けたなー。

コンティンジェントミーティング

たぶんきっと前日にやっていなければ、この日が船でのはじめてのコンティンジェントミーティングかな?各国船の中で場所が割り当てられてまして、JPYのコンティンジェントミーティングの場所は「マーメイドシアター」という名前の映画なんかがちょっと上映できるようなスペースでした。思い出深い。たぶん初日だったもんで、今後の船での連絡の取り方とかそういう話だったかな。まだ日本なんで、JPYは2~3日は電波があったりしてLINEがギリ使えたけど、今後のために、どういうふうにコンティンジェントボード使っていくか、とかそういう話し合い。

COCミーティング/ボランタリーアクティビティ

COCミーティングはナショナルリーダー(NL)とかの会議だから、一PYの私たちには特に関係なく。ただ問題起こしたらCOCミーティングに名前出されるとか、下船させられるとかで話題で、PYのなかで、何かふざけたことしたときは「COC!COC!」とコールするようになってたり笑。ちょっとした身内ネタみたいな。ボランタリーアクティビティはVAと略される、自主活動の時間。それぞれイベントを企画して実施したりできる時間だったけど、さすがにこの日はまだどこもやってなかった気がします。



以上、日本でのオープンシップ&出航式でした!

久々に書いたブログ、おおざっぱすぎたw 適宜写真とか追加していきたいと思います。