【東南アジア青年の船】圧巻の11ヵ国ナショナルプレゼンテーション

はい、今回は東南アジア青年の船事業の中で、”NP”と呼ばれメインプログラムの1つとなっている、ナショナルプレゼンテーション(National Presentation)について書いていきたいと思います。

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そもそもNPって?

NPの概要

冒頭にも書きました通り、NPとはNational Presentationの略です。このNPはどんなものかと言いますと、(以下、2016年の第43回東南アジア青年の船での話です。今後プログラムが変わる可能性もなきにしもあらずですのでご了承を)船内プログラムの中のメインの1つで、各国1時間程度(正確には持ち時間75分とかだったかな?)のプレゼンをするというもの。そのプレゼンの中には、各国の伝統文化は勿論のこと、政治・経済などといった社会情勢や問題も他国に伝わるようなものにしなくてはなりません。それゆえ、いわゆるゼミのプレゼンみたいに、パワポで作って原稿みて発表、という感じよりは、例年各国ミュージカルのような調子になっています。歌あり踊りあり芝居あり、みたいな。

NPの日時

NPは船内プログラムの中に組み込まれているので、乗船してから、だいたい毎晩夜に行われてました。正確に言うと、夜ご飯の後で、順番は基本的には寄港地順のポートオブコール。できるだけその寄港地に着く前夜にその国のNPがあるみたいな感じです。

ちなみに2016年の第43回東南アジア青年の船でのNPの日時は以下でした。

11/08 (火) 19:00-20:45 日本NP

11/09 (水) 19:00-20:45 ブルネイNP

11/10 (木) 19:00-20:45 ベトナムNP

(11/11~11/14 ベトナム寄港地プログラム)

11/15 (火) 19:00-20:45 ラオスNP

11/16 (水) 19:00-20:45 タイNP

11/17 (木) 19:00-20:45 カンボジアNP

(11/18~11/21 タイ寄港地プログラム(代表団のみカンボジアも))

11/23 (水) 19:00-20:45 マレーシアNP

11/24 (木) 19:00-20:45 ミャンマーNP

11/25 (金) 19:00-20:45 シンガポールNP

(11/26~11/29 シンガポール寄港地プログラム)

11/30 (水) 19:00-20:45 フィリピンNP

12/01 (木) 19:00-20:45 インドネシアNP

(12/2~12/5 インドネシア寄港地プログラム)

どの国も時間帯は同じ、夕食の後です。そのため、NPがある日の夕食は忙しないです。

この時間内に入場から退場まで含まれているために、各国の実質のプレゼン時間は1時間ということになります。会場設営等も全部自分たちで行います。

NPの場所

場所は、私たち第43回東南アジア青年の船では、にっぽん丸を使用していたので、そのにっぽん丸での一番広いホールとなる、”ドルフィンホール”と呼ばれる場所でNPは行われました。ドルフィーンホールは2階建てみたくなっており、1階勿論、2階にも観客席が。2階には音響や照明設備もあります。会場設営も各国によりさまざまで、1階部分にイスをババーッと並べる国もあれば、地べたにすわってどうぞ~みたいな国も。1階の端と2階席はカップルシートみたいになっているので、そこをオープンにするかクローズにするか、はたまたVIPシート扱いにするか・・そんなのも各国の器量次第です。

ちなみにあとから知りましたが、NPはドルフィンホールに行かずとも、キャビンのテレビで生中継が見れるとのことwただ、まあ病気のときとかは仕方ないけど、行けるならやっぱ会場に行くべし。皆で歌ったり踊ったりは写真もちろん、お土産配布とかもあるのでw

NPのお決まり?!

ドレスコード

NPでは、見に行くとに各国の民族衣装を着よう!だったり、テーマカラーはコレ!だったり、NPをする国からのドレスコードがあったりします。同じキャビンのメンバーで衣装を揃えたり、貸し借りをしあったり、NPに出かける前はちょっとしたパーティー前と言った感じで皆わくわく。ちなみに日本の着物・浴衣・袴なんかはめちゃくちゃ人気。貸して~!と予約殺到します。私もNPでは各国の衣装を貸してもらい(ときにはキャビンメイトによるメイクまでw)、NPへ出かけました。

デート?!

NPはちょっとしたデートみたいとも言われます。というのも、NPへ行くのに、もちろん一人でいっても複数人でワイワイいってもOKなんですが、伝統的に?誘い合ってペアで行くという流れが。モテる子なんかは3日後のNPまで既に相手が決まってたり、カップルなんかは乗船したときからすでに行く相手が最後まで決まってたり。NP前夜はそわそわしている人多数、笑。コンティンジェントボードに手紙を入れて誘ったり(←マメにコンティンジェントボードを見ない人の場合気づかれない)、キャビンの内線を使って誘ったり。グローバルさを感じるのは、ここでのペアは必ずしも男女でないというところ。結構、男男の組み合わせも多いです。ベトナムタイあたりはそのへんもかなりオープン。あの人かっこいい~!と女子で盛り上がってても、実はそのかっこいいあの人は男とペアでNPに行っているのを目撃し、そっちかー!!と撃沈する人も。



日本のNP

テーマ・内容

私たち第43回東南アジア青年の船、日本参加青年のNPでは、四季と時代の変遷を軸に日本の伝統文化や社会をプレゼンテーションしました。主人公は織姫と彦星。2人が日本の四季と共に時代をめぐります。昔は家族団らんで食事をしていた日本人もいつしか子供も夕飯を一人で、携帯片手に食べるのが当たり前。道行く人には挨拶をしなくなった・・でもある日人とのふれあいの大切さに気づく。みたいな。感じかな?日本の四季と時代の変遷の中で、日本の民族衣装や伝統舞踊を披露。

準備

NP係はさぞかし大変だったでしょう。そして主役やMCの4名。なんといってもセリフが多いし全部英語ですからね。あっぱれです。一見、表舞台の人のみ大変そうにみえてしまうけど、監督だったり脚本だったり照明だったり演出だったり、撮影だったり・・裏でも多くの人が動いて1つの舞台が完成する・・自分の国のプレゼンはたった1日のたった1時間のみだけど、このプログラムは今後もなくしてはいけないプログラムだなと思います。練習時間だって日本各地バラバラに皆住んでて中には海外に居る人もいて、遠し練習なんて数えるくらいしかできないけど、それでもこのNPをやる前と終わった後では全然チームの雰囲気も変わるなあと実感。

本番

NPは船内の一大イベント、そして日本はそのトップバッター!ということで、会場のボルテージも、JPY(Japan Participating Youth:日本参加青年)が受けるプレッシャーも凄い。本番は本当に大成功!といった具合で、最後に皆で踊ったソーラン節にアンコールがかかり、会場一体となって踊ったソーラン節は忘れられません。

個人的なこぼれ話

私はNPの係ではなく、NPに関しては役もソーラン節を踊るのみ程度というわりと手が空いている人員だったので俯瞰してみてたと思います。いやー、ほんとNP係の忙しさたるや。主役なんかだとセリフの覚える量もすごいしで、しかもそのセリフも全部英語なんですよね!!普段英語で芝居することって、てかそもそも芝居することってそんなにないと思うので、本当にすごい。裏方メンバーも見えないところで寝ずに準備やら作業を・・本当にすごかった。皆のフォロー力。

ちなみにNP私はどういうことをしたらいいのかな、って考えたときに本番は個人の準備はとくになく(ハッピはおるだけ)手が空いてるからこそ、そして私だからできることを、と思って外国参加青年(Foreign Participating Youth: FPY)の着付けをやるから(JPYで着付できるメンバーは数名しかいなかったので)、やってほしい人いってね!とコンティンジェントボードに前夜書き記したところ当日大盛況。日本のNP本番前だけでも20名近く着物や浴衣を着付けしたと思います。(事業を通したら100回ぐらいは着付けしたと思う)やばいいと思ったものの手持無沙汰にせず自分が出来そうなことを言ってみてよかったな皆頼ってくれて嬉しかったなという話。その後FPYから着付けしてくれてありがとう!ってコンティンジェントボードにたくさん手紙入ってて喜び。(着付けしたときはてんやわんやして顔も名前も覚えられなかったけど、向こうは覚えてくれてて、廊下とかで会うたびに声かけてくれるようになっていい機会だったなーと思う)



各国のNP

日本は一番はじめにNPが終わるので気楽にといったらあれだけど、純粋にNPを楽しむことができます。ただ、終わってるからこそ他の国のNPの照明を手伝ったりメイクを手伝ったりここにもPYの協力体制があって!!

ざっくりと個人的に各国のNPを振り返ります。

ブルネイのNP

舞踊がメイン。おおらかな王族気質のブルネイ感満載のNP。全体的にゆっとりとした雰囲気のステージ。ただ、中にはブルネイの伝統武道のシラットを取り入れたりメリハリも。

ベトナムのNP

どの国もその国を表していて素晴らしいので優劣とかはないんだけど、個人的に1,2位を争う好きなNP。もう「なに、こいつら全員プロ?!」という感じで、演技もダンスも演出もすべてレベルが高くて驚愕。聞くところによれば、ベトナムではSSEAYP(東南アジア青年の船)が大人気で選考倍率も凄く高くハイレベル。パフォーマンス審査があるとかで、歌でダンスでギターで・・それぞれ超ハイレベル。オリジナルMVとかも作ってて凄かった。この曲本当に乗れて好きなので、皆さんも是非みてほしいのでYoutubeのっけちゃう

ラオスのNP

個人的には一緒に日本の徳島でホームステイを共にしたホームステイメイトが嬢王のごとくメインで踊っていて印象的でしたw ラオスってそれこそ日本に馴染みないというか、あっても発展途上国的イメージが強い国だと思うけど、ラオスの庶民の暮らしから華やかな部分まで表されていて魅力的だった。個人的にラオスの巻きスカートのシンが凄く可愛くて好き。模様も様々で綺麗に織り込まれていてオシャレ!

タイのNP

すごくミュージカル仕立てというか、ストーリー要素が強かったのがタイのNP。みんな演技派で物語に引き込まれた。こちらも個人的に同じSGの子が主役をやっていたり、DGのメンバーが音楽隊で大活躍していたので、まじかよ、こいつらやっぱすごいわ!となったNP。

カンボジアのNP

カンボジアもラオス同様、日本だと発展途上国のイメージが強いと思うけど、ここのNPでは庶民の暮らしときらびやかな暮らしと。カンボジアのダンスってすごくゆったりしていて。簡単そうなゆったりというわけではなくて、凄い体制でストップしている時間が長いからすごく体力必要そうなダンス。

マレーシアのNP

ザ多民族国家のマレーシアのNPはそれぞれの民族衣装や民族舞踊を披露しつつも、それでもやっぱり私たちは一つのマレーシア国民だ!といったような感じで皆で歌ってたのが印象的。

ミャンマーのNP

映像からの物語をリンクさせてて、若さあふれるミャンマーPYならではのNP。(SSEAYPの各国参加要件は基本的には18~30歳だけど、ミャンマーは18~25歳なんだとかで特に若い面々)個人的にミャンマーのとある族の民族衣装がすごくかわいくて好き。

シンガポールのNP

これもベトナムと並んで、個人的に好きなNP1,2位を争う!シンガポールのPYは本当に頭が切れる人が多いな~という印象でミャンマーとはうってかわってオーバー25の大人が多いからか、歌有りダンス有りのミュージカルの中に、なぜシンガポールは軍隊があるのか訓練があるのかなんていう社会情勢も盛り込んだ内容で、これぞ政府派遣のプログラムの意義をなしているNPだなという印象。

フィリピンのNP

おおらかでとにかくいつも楽しそうなフィリピンのPYが織りなすNPはとっても華やか!民族衣装ひとつとってもそうだけど、やっぱフィリピンは他の東南アジアとちょっと違って独特。スペイン要素強め。ノリがすごい。フィリピンの旗を振って俺たちがフィリピンを代表しているんだ感、団結感がすごかった。

インドネシアのNP

ラストをかざるのがインドネシアのNP。このインドネシアのコンティンジェントというのは群を抜いてスパルタというか、団意識が強いから練習も朝4時とか5時とかから皆でしていて・・。しかもラストだから、練習時間がある分どんどんクオリティをあげないといけないとかで大変そうだった。(キャビンメイトがインドネシアの子で、よく寝坊してて朝方他のIPY(Indonesia Participating Youth:インドネシア参加青年)が起こしにうちの部屋きてたの懐かしい~。インドネシアの多様性を表す良きNPで、各地域の民族衣装が本当に全然違ってて見てて楽しかった!



さらにNPについて観たい知りたい!という方

各国のNPは『SSEAYP 43rd JPY チャンネル』から全部通しで見られます。(プレス係感謝!)また、Sseayp Japan Contingent の Facebookページの中に、<NP(ナショナルプレゼンテーション)係とは><実際のNPの様子>の記事も掲載していますので、是非参考にしてみてください♪

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